保育士のブランクと復帰

ブランクがある保育士の復帰の仕方や強みについて

以前は保育士として働いていて、復帰を考えてみた場合、ちょっと怖いと感じる方が多いのだそうです。こちらでは保育士の職場復帰を考えます。

 

離職率が高い

保育士は大変離職率が高い職業だと言われます。保育業務の特性から、女性が非常に多い事と、労働に対する報酬が釣り合っていないことが原因とされています。結婚、妊娠、出産など、離職を考えるタイミングがいくつもあることも要因になっていると思います。

 

実際、保育園では産休を1〜3年認めている職場も多く、3年以内のブランクから何回も復帰している方が多いです。2人、3人と子どもを望めば育児をひと段落させると、あっという間に5〜10年過ぎてしまうこともざらにあります。10年後とまでいかずとも、少しでも仕事を離れれば、復帰へ不安を抱くのは当たり前です。

 

かつての同僚がキャリアを積んで見違えるように頼りになったり、後輩に教わることもあるかも知れない、と思うと少し心配になって当然ですよね。離職率が高い保育士ですが、復帰して再び保育園へ就職されるケースもたくさんあります。多くの方がブランクを経験して、現在も保育士として活躍しているのです。

 

復帰の仕方

もしブランクを不安に感じるなら、復帰後の職場へは少しずつ慣れていくのが良いかも知れません。いきなり正規採用へ戻っても良いのですが、勘を取り戻すまでは短時間のみの勤務にしてもらったり、パートやアルバイトの枠を探しても良いでしょう。やがて自信がつき、もっとできると感じた時には正規採用を探しても良いかも知れません。

 

産休を頂き、そのまま復帰するしかない、と言うケースもあると思います。現在保育士不足が長く続き、どの保育園も良い保育士さんを血眼で探しています。一度退職するとその条件へ戻ることが難しい公立保育園の職は、手放したくない方も多い様です。何度もお休みして、復帰して、と言う状況は公立によく見られています。

 

復帰の強み

ブランクが生まれた理由は人それぞれですが、一番多いのは子育てを理由とするものではないでしょうか。子どもを持たない保育士さんが、出産を経験して保育士へ復帰するとなれば、預ける保護者としては大変慕わしいものです。親同士は、似たような苦労を今まさに、共に味わっている「同士」のような感覚になります。保育園としてもママさん保育士さんほど重宝する方はないはず。

 

もし何らかの不本意な理由で生まれたブランクであっても、それは社会経験を積んだ、とみなし受け入れましょう。いじめを受けた、どうしてもなじめない職場だった、と言う事から離職を経験したのであれば、これからでも遅くありません。その経験から学びを得ましょう。新しく仕事を探して巡り合った保育園では、「良いお勉強をさせていただきました」と笑顔で言えるようになれば、しめたものです。ありきたりの志望動機より強い、経験値となるかも知れません。